【未就園児募集あり】相模みのり幼稚園インタビュー！園児の過ごし方や大切にしているものとは？【海老名市】 @海老名市本郷

2023 6/02

未就園児クラスへの参加は、幼稚園選びの重要な判断材料になります。しかし、申し込み方法やスタート時期は幼稚園によってまちまち…。これまで口コミで伝わってきた幼稚園情報も、今や不足しているように感じています。子どもが大きく成長する幼児期を過ごす幼稚園選びは、非常に迷うもの。未就園児クラスや在園時の生活について、海老名市にある相模みのり幼稚園へのインタビューを実施しました。幼稚園を選ぶ時のポイントも合わせて紹介します。

未就園児対象　のびのびクラブ（２～４歳）

「のびのびクラブ」は2～4歳を対象とした親子参加型の未就園児クラスです。

親子で通うことで
・幼稚園に「嫌な場所」というイメージを持たない
・親もお友達ができる
・在園児の様子から、我が子が通った時の姿がイメージできる
・子どもが遊ぶ傍らで子育てアドバイザーから子育てのヒントを得られる
・先生や園児のありのままの姿を見られる
というメリットがあります。

相模みのり幼稚園「のびのびクラブ」概要
▶︎月曜日コース・金曜日コースから選択制
▶︎定員：各30組
▶︎時間：9:30～11:00
▶︎期間：5月末～10月末（計10回）
▶︎費用：3,000円
▶︎募集期間： 11月第2火曜日～定員になるまで随時
▶︎申し込みや問い合わせ：電話（046-238-0572）
▶︎駐車場：あり

のびのびクラブの様子〜砂場〜

のびのびクラブの最中も、みのり幼稚園の在園児が園庭や教室で遊んでいます。決まったカリキュラムはなく、自分たちで考えながら保育時間を過ごしているので、未就園児とふれあう一幕も…。

みのり幼稚園名物とも言える砂場遊びでは、在園児に臆せず混ざる子、遠巻きに様子を見る子、さまざまです。

幼稚園選びのポイント①
子供が遊んでいる時の表情をチェック！

みのり幼稚園の砂場遊びは、ダイナミック！泥だらけになって素足で遊んでいました。

もう一つ、泥団子の達人が園内にはちらほら。ピカピカで強力な泥団子を作っていました。園内のどこの土が良い、磨き方はこうだ！と、丁寧に教えてくれました。

のびのびクラブの様子〜行事に合わせた取り組み〜

みのり幼稚園には大小さまざまな行事がありますが、のびのびクラブでは行事に付随したイベントを開催することもあります。しかし、参加は自由！他のことで楽しく遊んでいるなら、無理強いはしません。

これは在園児の保育でも言えることで、例えば、運動会のダンスを無理やり教え込む、というカリキュラムはないとのこと。興味は与えられるものではなくて見つけるもの、と考えているので、自然な園生活の中で興味を持つきっかけを作っているそうです。

例えば、夏祭りの盆踊りや運動会のダンスは、遊びの一環として、園庭の一角で踊るのが好きな子どもたちからはじめます。楽しそうにしている様子を見た園児がだんだんと加わり、最終的にみんなが参加するのだとか！

幼稚園を選ぶ時のポイント②
遊びの主体は誰か？先生が主体で遊んでいるのか、園児が主体で遊んでいるのかを気にかけてみてみよう！
先生と子供の関係も気になるポイントです。

のびのびクラブの様子〜親子で参加する意義〜

毎日子どもと過ごしているママにとっては、親子分離型の未就園児クラスは魅力的…。しかし、みのり幼稚園では親子での参加を選択していました。

これには、「親に孤独になって欲しくない」という思いがあるそうです。先生と話し、悩みを相談できるのもメリットのひとつですが、加えて、親も子育てをする仲間を作ってほしいと考えています。ママ友との関係は時に煩わしい話をよく聞きますが、しっかりとした関係性を築くことができれば、ママ友は心強いもの。

学生時代の友達は気兼ねなく付き合えるものの、親になるタイミングはみんな違っています。子どもが同じ世代である友人はとても貴重で、入学、進学、受験など、さまざまなターニングポイントで情報交換や相談ができます。

また、小学校に入学すると親同士が交流する機会は無くなってしまうので、幼稚園に通っている間が重要です。

せっかく幼稚園に入れる選択をするのであれば、子どもだけでなく親も成長するきっかけを得てほしいと思い、親も幼稚園に来る機会を多く設けているそうです。

入園後の生活

幼稚園選びの判断材料として、入園後の生活を知っておきたい！ということで、気になるポイントを聞いてみました。

Q：毎日お弁当は正直しんどい！この先給食になったりしないの？

A：1日保育の日はお弁当をお願いしています。お弁当は親の愛情が伝わると思っています。簡単なものであっても「自分のために作ってくれたもの」であることが大切です。買ったものを詰めても全然OK。好きなものを入れてあげることで、愛情をたっぷり伝えてあげてください！

それでは一生嫌いなものを食べないのでは、、、と質問されることもありますが、みのり幼稚園には畑があって、野菜を育てています。調理をする機会もたくさんあって、苦手な食べ物もたくさんあるはず。でもそういう時意外とすんなり食べられるようになるんです。食事の時間が嫌にならないことの方が大事だと考えています。

職員も驚くのですが、お弁当には流行があって、お茶漬けやそうめん、冷やし中華、レトルトカレーなどがこれまで園児たちの間でブームだったことがあります。作る方も簡単でいいですよね！お茶漬けはご飯とお茶漬けの素、水筒に入れたお湯を持ってくるんですよ。

毎日だからこそ、キャラ弁など手の込んだお弁当を持ってくる人はほとんどおらず、みんなささっとできるものを持ってきています。

Q：延長保育はないのですか？

A：延長保育は2023年から導入しました！何かの用事で遅くなる時は是非ご利用いただければと思います。

ただ、実際あまり利用する人はいません。みのり幼稚園では親同士の頼りあいも多く、遅くなる日は他のママに預ける習慣があります。同じバスの路線であれば、いつものバス停ではないところで降りて、直接お友達の家に遊びに行ったり、預かるママが幼稚園に引き取りにきたりするのですが、その特別感を子どもたちも楽しんでいます。

子育てなんて一人でできるものではないので、上手に頼ることが必要不可欠です。幼稚園を通して頼りあえる関係性を作ってほしいです。