《子どものいる暮らし・ママライフ》自分に甘く、他人に甘く

夏の綿菓子みたいな雲を見ていると気分があがります。ドライブしながら見る雲は、窓を開けて暑さ感じながら鼻歌が出てきちゃう、チャイルドコーチングマイスター・パーソナルコーチのKeiです。

せっかくの夏休みだけれど、蔓延防止から緊急事態宣言に切り替わりそうな7月末。

オリンピックが開幕し、国際交流なんかも楽しめるチャンスだったけど、今年もおうち時間がメインの夏休みですね。

さて、夏休み号の今回は

  • 大人も目標を立ててみよう
  • 雑音は消して音楽を生活に溶け込ませよう
  • 頑張りすぎないで手を抜こう

の3本です。ありきたり~って思った人も、まぁいってみましょ。

目次

大人も目標をたててみよう

夏休みは長い!!もうご飯つくるのも、スイッチばっかりするなって言うのも、兄弟喧嘩の声を聞くのも疲れちゃったよって、すでに疲弊してるママもいるかも。

でも、よく考えてみると、こんなに長い時間子どもとの共有時間をもてるなんて一生のうちで考えると今しかない素晴らしい時間ですよ。中学生の息子は、もう誘ってもあんまり遊んでくれないですから。

とはいえ、子どもの遊び相手が常にできるわけじゃないから、一緒に行動計画表を立てながら、1か月の目標を立ててみましょう。

コーチングのセッションでも、まずゴールを設定しますが、これはどんな場面でも応用できます。子どもとのやりとりでも取り入れていきましょう。

8月末までに、何ができるようになったらいいか。どんな風に過ごしたいか。できるできないはいったん置いておいて、希望願望をどんどん書いていきましょう。

子どもの目標と、ママ自身の目標。家族みんなの目標もあってもいいかもしれません。

私は、これをセルフコーチングとして毎月やっていますが、細分化して目標を立てます。

家事、子どもとの時間、家族時間、夫婦時間、自分時間、仕事などに分けてそれぞれの目標を設定すると、じゃぁそのためにはどんな風にできそうかなって道筋が見えて、漠然とした焦りや不安や苛立ちが薄まります

ありきたりだけど、見える化するってすごくすごく大事なんです。

雑音は消して音楽を生活に溶け込ませよう

毎日毎日おうちにいると気が滅入る人もいるかも。私もアクティブで外に出て行きたい人なのでものすごくわかります。子どもと毎日どうやって過ごしたらいいんだよぉ~トホホて、なっちゃうこともありますよね。

そんな時は、気が滅入る原因を排除していきましょう

SNSをみるのがなんとなくイヤなら見なくていい。

見たくもないニュースが目に飛び込んでくるのがイヤならTVは消したらいい。

強制的に家にいなくてはいけないのなら、家を心地よい空間にするのが手っ取り早い。心地よい空間というのは、それぞれの家庭によって、ライフスタイルによって違ってくるものです。夏休み限定でもいいから、気になるものを片づけて家具を居心地よい配置に移動させたり、この時期によく使うモノを使いやすい場所に移したりというのも良いです。

精神論や根性論で語っても無理があるのなら、物理的に変化を加える必要があります。どうしたらこの夏、過ごしやすい環境になるか、子どもが楽しめるか、学びを深められそうか、パパやママが快適に過ごせるか。この夏限定の仕組みを作るというのはすごく良い手です。気に入れば、その後の生活にも導入していっても良いですし。

我が家はテレビを付けずに、録画のみの視聴にしています。オリンピックやニュースはスマホ経由で得たい情報しか得ません。精神衛生の現状を鑑みると、テレビを消して音楽を流すが一番有効と我が家ではBGM的にYouTubeで音楽やAmazonMusic、手持ちのCD等を流します。スピーカーは触りやすい場所に置いています。

好きな音楽流してたら心地いいじゃないですか。子どもと好きな音楽が違うなら、時間で分ける等のルールを設定するのもいいですね。

いつもいつも、子どもに合わせなくていいんですよ。

頑張りすぎないで手を抜こう

見なくてもいいものを見る機会も多くなる夏休み。ダラダラした姿や、ぐうたらした態度をみて、つい苛立ちが湧いてくることもあると思います。

けれど、家族の誰かがイライラしてると同じ空間にいる人にも伝染してしまうのです。悶々としていてもぐっとこらえて見守りながら、言葉がけをポジティブなものにしていきましょう

大人も子どももいろんな気持ちを抱えて過ごしています。いろんな気持ちがその行動を表しています。子どもが思うように動かない、自分の意にそぐわない態度だからといって、詰めずに6秒待って怒りを鎮めましょう。アンガーマネジメントでは6秒ルールというのがあるようです(ドラマ #家族募集します より)

社会が不安な時期だから、大人も子どもも不安になります。家庭内くらい、不安要素を取り除いていたい時期だからこそ、少しのことは多めにみましょう。自分に厳しい人は他人にも厳しくなります。自分に甘く、他人にも甘くといったスタンスで良くないですか?

ゴロゴロしてる日があったっていいじゃないですか。何にもしない日があってもいいじゃないですか。ママがだらけていても、笑ってくれてたら、子どももパパも幸せですよ。

私は今日は洗濯しかしない!夕飯は作らない!読みたい本読んで、溜まってるドラマみる!そんな日もありますよ(洗濯だけは溜めると自分が大変…)。そんな風に割り切ると、子どもに向き合って遊ぶ時間も作れて、お互いが本質的に豊かに過ごせます

ママたち、パパたち、いつもいっぱい頑張ってるよ!!たまには息抜きましょうー!!また明日から頑張ればいいじゃん!!

ドイツの哲学者・ニーチェはこんな格言を残しています。

『孤独を味わうことで、人は自分に厳しく、他人に優しくなれる。いずれにせよ、人格が磨かれる。』

https://dictionary.goo.ne.jp/quote/102/

確かにそうでしょう。そんな立派な人もいるでしょう。でもなー、多くの場合、孤独を味わうと、自分に厳しく他人にも厳しい、もしくは自分に甘く他人に厳しいのケースが多い気がします。人格者になるほどの人はほんの一握り。

私は、頼ったり頼られたり、甘えたり甘えられたりして、必要な存在になっていきたいし、存在承認したいと思って家族と向き合っています。

家族のお悩み、人間関係など、何か些細な悩みがある方もお気軽に私とお話ししにきてくださいね。オンラインで昼夜受けられます。

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